Truly Delicious Coffee
「ほんとうにおいしいコーヒー」とは
アタマで感じる「おいしい」はたくさんあるけれど、カラダが自然に反応してしまうような、人間元来の感覚にひびく「本当においしいもの」は世の中にどれほどあるだろうか。
ほんとうにおいしい。
それは、カラダで、ココロで、直感的に感じるもの。
いつものコーヒーも「ほんとうにおいしい」とカラダで感じてほしい。
そんな想いから生まれました。
The Story
ほんとうにおいしいって、なんだろう?
近年、たくさんのこだわりあるコーヒー屋さんが増えて、私たちは嬉しいことに「おいしい」コーヒーにいつでも手軽に出会えるようになりました。
ただしそれは、たくさんのひとに、早く届けるための、いわば消費のためのコーヒー。たとえ豆の素材が良くても、お店の雰囲気が良くても、生活のなかの「あたりまえ」が忘れられていると、「ほんとうにおいしい」にはもしかしたら出会えていないのかもしれない。
あたりまえ。
—それは、「汚れていたらきれいに洗う」ただそれだけ。
世の中に出まわっているコーヒー、その素材となるコーヒー豆の多くは、じつは洗われることなく焙煎・抽出され私たちの口に入ります。たとえば日々食べる野菜をとってみても、洗ってきれいにしてから口にするのに、コーヒー豆は、洗われないことがほとんど。
異国からやってくるコーヒー豆に付着した汚れやカビ、ホコリを落とすという「あたりまえ」のことが、利益や効率化を重視するあまり、行われていないのです。
洗わなくったって「おいしい」んだからいいじゃない?
それがほんとうにおいしく感じているならそれも幸せなんですけれども。
毎日のごはんをつくるとき、目と鼻で元気な素材を選び、流水と手で汚れを落とし、目と耳で加減をみる。「洗う」とひとくちに言っても、作り手は無意識にこれら五感を使いながら、食材と向き合っています。それは、家族に、お客様に、安全でおいしいものを食べさせたい、ただそれだけの気持ちから行っていること。なぜそれをコーヒー豆にはしないのでしょう?
五感によって洗い、本当に良い状態のものだけを選んだ豆から淹れたコーヒーは、カラダが反応します。あたまより先に、カラダが「おいしい」を感じるのです。
むずかしいことをしているわけではありません。日々の食事と同じように、「カラダに入れるもの」としてあたりまえのプロセスでつくったコーヒー豆。それが「ほんとうにおいしいコーヒー」が提供するコーヒー豆です。
コーヒーが飲めないのはカフェインのせい、コーヒーはなんとなく苦手…そう感じている方は、豆についたままのカビやホコリからくるものを敏感に感じ取ったことが原因の一つでもあると言うこと、じつはほとんど知られていません。
きれいにスッキリと洗われた豆たちで、どうぞ。
「あ、このコーヒー、ほんとうにおいしい」
を味わってみてください。
焙煎所
東京都江東区福住1丁目5−14